若者が仕事に就く、辞める・・・沖縄の実態
子どもたちには豊かな未来を生きて欲しい。
太鼓の昔も、現代も、親の望みは同じです。
親の願いとして、何に目を向けるか・・・
学校はその中の大きなウェイトを占める重要なポイントでしょう。
しかし、実態はかなり切実な状況です。
沖縄では就職して3年以内に早期離職するのは3人に2人の割合。
資料:沖縄県教育庁資料(平成29年)「人材育成に係る専門委員会合」より引用
学校におけるキャリア教育は充実しています。
多忙な中、学校の先生方は子どもたちのために、企業との職場体験のコーディネートに奔走してくださっています。
しかしそれが結果として元々多忙な状況に、さらに拍車をかけています。
そもそも「授業以外」の業務が膨大な日本の学校の実態は以下の通りです。
課外活動への従事時間 TALIS2018 OECD国際比較調査
学校教員が授業以外の事務作業に係る時間 TALIS2018 OECD国際比較調査
長時間労働も大問題だが、それと同じくらいか、それ以上に心配な結果も出た。
引用:OECDのTALIS調査で、日本の教師がまた世界一長時間労働であることがわかった。
著者:妹尾昌俊 教育研究家、学校業務改善アドバイザー、中教審委員(第9期)より深刻なのは、生徒たちが自ら考えるような授業をしているかどうかだ。「明らかな解決法が存在しない課題を提示する」は16・1%、「批判的に考える必要がある課題を与える」は12・6%で、参加国の中で最も低いレベル。社会で不可欠になっているICT(情報通信技術)の活用も17・9%にとどまる。
実際のデータはこちら。
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いまこそ、地域社会、企業、行政、議会が連携する絶好の機会ではないか
データから見えること:学校以外の社会経験が少ない日本の教員
・・・授業をやることに専念できる環境づくりを社会が支える必要アリ。
・・・キャリア教育、プログラミング教育、GIGAスクール1人1台のPC利活用
今がまさしく企業による貢献の仕組みづくり[ Team Work ]を始めるときかもしれません。
そもそも、若者たちに語りかける事から、まずは始めましょう。
そこから何かが変わると信じて。
何を話せばいいかわからない方へ、おすすめの本はこちら。